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カンプ・ノウ結婚式リポート@WSCスタッフ

2015-16シーズン後半戦も快調にトップを走り続けるFCバルセロナ、その本拠地であるカンプ・ノウ スタジアムにて、素敵な日本人カップルの結婚セレモニーが執り行われました。

本日の主役は、九州ご在住の山本様ご夫妻と、ご子息の奏音くん、3人とも熱烈なバルサファンです。

私、WSCの現地スタッフとしてセレモニーのアシスタントを務めさせて頂きました。

結婚式はスタジアムを全て貸し切りで行うため、ミュージアムやショップ閉館後の夜20時からのスタートとなります。

とはいっても、山本様、そして私達スタッフは朝から準備に大忙しです。

ご出国前から日本の本社スタッフとの念入りな打合せにより、チームサイドへはお客様の細かいご希望も全てお伝えしており、今朝は現地にて最終打合せとなります。

10時にカン・プノウのセレモニー担当者を訪問し、スケジュールの再確認、スタジアム内の移動ルートを実際に歩きながら最終の微調整をさせて頂きました。

一方、山本様は15時よりホテル客室にてヘアメイク、ドレスの着付けが始まります。

シルエットの美しいウエディングドレスは日本からご持参された物、新婦様のネイルカラーは赤と青のバルサカラー、新郎様はバルサロゴのピンバッチをネクタイに留めて、細部までのこだわりに挙式への意気込みが感じられます。

19時にホテルをタクシーで出発し、約15分の道のりでスタジアムゲートへ到着しました。

ゲートではすでにカメラマンが待機しており、チームスタッフ一同に出迎えられて撮影スタート。

通常、一般客は立ち入れないVIPラウンジへ通され、セレモニー開始までしばし寛ぎます。

ここで、本日の挙式の執り行うスペイン人のMaster of Ceremony とご挨拶、セレモニーの流れを確認します。

挙式は、カタルーニャの条例に基づいたシヴィル・ウエディング形式で執り行われます。

1、Master of Ceremonyによるウエディング宣誓の言葉。

2、新郎、新婦による誓いの言葉の朗読。

3、結婚への心構え、Master of Ceremonyから新郎新婦へ3つの質問。

4、指輪の交換。

5、誓約書への署名(新郎新婦、立会人, Master of Ceremony)

セレモニー会場は、試合中は10万人のファンが見守るスタジアムピッチ内、ベンチ/テクニカルエリアです。

参列者はベンチに着席し、新郎新婦がトンネルを通ってバルサ応援歌「Himno」と共に入場します。

威厳あるスペイン人マスターによる英語での進行に、お2人とも堂々と応え、永遠の絆を誓い合いました。

セレモニーの後はプロのカメラマンによる写真撮影です。

早速、WSCを通じて事前に特別注文しておいた、世界にたった1つのレプリカユニフォームを取り出し一緒に記念撮影。

新婦様の背番号は記念すべき今日(3月10日)の日付、新郎様はお二人の入籍日(5月10日)、そして奏音くんは大好きなメッシと同じ10番です。

ピッチ内での撮影の後は、チーム専属ガイドの案内によるスタジアムツアーが始まります。

まずは、トンネル内の途中にある小さなチャペル前にて、そこに祀られているカタルーニャの聖マリア像の紹介、チームの勝利を見守っています。

ツアーは進み、アウェイチームの更衣室(ホームチームの更衣室は選手の私物があるため見学不可)、インタビュールーム、試合後の選手を撮影するMixゾーンなどで記念撮影をし、ミュージアムへ入ります。

ミュージアム内では、チームの歴史が順を追って分かりやすく説明展示されており、獲得カップの展示数には目を見張るばかりです。

2015年にメッシが獲得したバロンドール・トロフィー(本物)を囲んでの記念撮影。

その後、初めのVIPラウンジへ戻って、本日のスケジュールはお開きとなります。

途中、飛び入りでバルサTVの撮影隊によるインタビューもあり、又、チーム側の厚意により通常立ち入りれない特別なゾーンでの記念撮影が実現したり、お2人にとっては正に嬉しいサプライズの連発。

長時間に渡るスケジュールでお疲れが出るのではと心配しておりましたが、新郎新婦そしてご家族の皆様、最後まで充実した笑顔で、この特別な1日を楽しんで下さいました。

今後のお二人のご多幸、ご活躍を心よりお祈りしております!

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